日本で非常に好評な CMS インフラ、WordPress を Linux にインストールしてみます。
WordPress インストールの実行
ここからはブラウザ上からのインストールとなります。まず “http://[DocumentRoot]/wp-admin/install.php” にアクセスします。[DocumentRoot] が分からない場合、以下のように調べることができます。
$ grep DocumentRoot /etc/httpd/conf/httpd.conf
# DocumentRoot: The directory out of which you will serve your # DocumentRoot "/var/www/html" DocumentRoot "/var/www/html/html" (1) # This should be changed to whatever you set DocumentRoot to. # DocumentRoot /www/docs/dummy-host.example.
上記の (1) の箇所が DocumentRoot となります。実際には httpd.conf を直接開いて確認する方が無難ですが、その場合もコメントアウト(#)されていない行を探します。 DocumentRoot が例えば www.example.jp であれば http://www.example.jp/wp-admin/install.php にアクセスします。
インストーラ画面が表示されたらまず「ブログタイトル」、管理者の「メールアドレス」を入力します。この値は後からでも変更可能ですので最初は適当でも構いません。入力が完了したら「WordPress をインストール」をクリックして次の画面に進みます。
この時点でもう WordPress のインストールは完了です!ただ、この画面で絶対に「パスワード」のメモなりコピーなりを取っておいて下さい。最初はここに記載されたユーザ・パスワードでログインします。「パスワード」のメモが取れたら「ログイン」をクリックすると WordPress の管理画面にログインすることができます。
最後に
WordPress の CentOS 5 へのインストールの説明はこれで終了です。本書ではこまかく説明している為、長く感じるかもしれませんが、実際にはほとんど時間はかかりません。ぜひとも快適なブログライフをっ!!