5.5. GlusterFS を起動・停止する – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム

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GlusterFS を起動する

構文 Ubuntu の場合

service glusterfs-server start

CentOS(Redhat 系) の場合

service glusterd start

利用例 Ubuntu の場合

# service glusterfs-server start

CentOS(Redhat 系) の場合

# service glusterd start

GlusterFS ではサーバ(ブリックを提供する側)とクライアントが存在し、クライアントではサービスを起動しておく必要はありませんが、サーバ側は全てのノードで GlusterFS サーバを起動しておく必要があります。

その為、OS 起動と同時に起動しておくのが一番ですが手動で起動する場合は上のようなコマンドを実行します。

GlusterFS が稼働しているか確認する

構文 Ubuntu の場合

service glusterfs-server status

CentOS(Redhat 系) の場合

service glusterd status

利用例 Ubuntu の場合

# service glusterfs-server status
glusterfs-server start/running, process 462

CentOS(Redhat 系) の場合

# service glusterd status
 glusterd (pid  1088) を実行中...

GlusterFS サーバが稼働しているか確認する場合は Ubuntu や CentOS ディストリビューションに付属の service コマンド経由で glusterfs-serverglusterd を指定して確認します。

GlsuterFS を停止する

構文 Ubuntu の場合

service glusterfs-server stop

CentOS(Redhat 系) の場合

service glusterd stop

利用例 Ubuntu の場合

# service glusterfs-server stop

CentOS(Redhat 系) の場合

# service glusterd stop

GlusterFS の停止も起動同様 service コマンドを使って行います。サーバは1台停止しても残りのブリックが存在していればクライアントからの接続は保持されます。

OS 起動時も GlusterFS を起動する

構文 Ubuntu の場合

update-rc.d glusterfs-server defaults

CentOS(Redhat 系) の場合

chkconfig glusterd on

利用例 Ubuntu の場合

# update-rc.d glusterfs-server defaults

CentOS(Redhat 系) の場合

# chkconfig glusterd on

OS 起動と同時に GlusterFS も起動しておきたい場合はディストリビューションごとの起動登録コマンド(update-rc.dchkconfig)を使います。

Ubuntu の場合はインストールと同時に登録されます。また、起動を解除したい場合は次のようなコマンドを使います。

構文 Ubuntu の場合

update-rc.d glusterfs-server remove

CentOS(Redhat 系) の場合

chkconfig glusterd off

利用例 Ubuntu の場合

# update-rc.d glusterfs-server remove

CentOS(Redhat 系) の場合

# chkconfig glusterd off