GlusterFS を起動する
構文 Ubuntu の場合
service glusterfs-server start
CentOS(Redhat 系) の場合
service glusterd start
利用例 Ubuntu の場合
# service glusterfs-server start
CentOS(Redhat 系) の場合
# service glusterd start
GlusterFS ではサーバ(ブリックを提供する側)とクライアントが存在し、クライアントではサービスを起動しておく必要はありませんが、サーバ側は全てのノードで GlusterFS サーバを起動しておく必要があります。
その為、OS 起動と同時に起動しておくのが一番ですが手動で起動する場合は上のようなコマンドを実行します。
GlusterFS が稼働しているか確認する
構文 Ubuntu の場合
service glusterfs-server status
CentOS(Redhat 系) の場合
service glusterd status
利用例 Ubuntu の場合
# service glusterfs-server status
glusterfs-server start/running, process 462
CentOS(Redhat 系) の場合
# service glusterd status
glusterd (pid 1088) を実行中...
GlusterFS サーバが稼働しているか確認する場合は Ubuntu や CentOS ディストリビューションに付属の service コマンド経由で glusterfs-server か glusterd を指定して確認します。
GlsuterFS を停止する
構文 Ubuntu の場合
service glusterfs-server stop
CentOS(Redhat 系) の場合
service glusterd stop
利用例 Ubuntu の場合
# service glusterfs-server stop
CentOS(Redhat 系) の場合
# service glusterd stop
GlusterFS の停止も起動同様 service コマンドを使って行います。サーバは1台停止しても残りのブリックが存在していればクライアントからの接続は保持されます。
OS 起動時も GlusterFS を起動する
構文 Ubuntu の場合
update-rc.d glusterfs-server defaults
CentOS(Redhat 系) の場合
chkconfig glusterd on
利用例 Ubuntu の場合
# update-rc.d glusterfs-server defaults
CentOS(Redhat 系) の場合
# chkconfig glusterd on
OS 起動と同時に GlusterFS も起動しておきたい場合はディストリビューションごとの起動登録コマンド(update-rc.d・chkconfig)を使います。
Ubuntu の場合はインストールと同時に登録されます。また、起動を解除したい場合は次のようなコマンドを使います。
構文 Ubuntu の場合
update-rc.d glusterfs-server remove
CentOS(Redhat 系) の場合
chkconfig glusterd off
利用例 Ubuntu の場合
# update-rc.d glusterfs-server remove
CentOS(Redhat 系) の場合
# chkconfig glusterd off
- 5.1. ノードを承認する・拒否する – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム
- 5.2. ボリュームを作る・削除する – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム
- 5.3. ボリュームを変更する – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム
- 5.4. ボリュームを開始・停止する – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム
- 5.5. GlusterFS を起動・停止する – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム
- 5.6. ボリュームをクライアントからマウントする – GlusterFS Community ではじめる分散ファイルシステム